■ 研修録
在宅医療における診療看護師の可能性

在宅医療における訪問診療の位置づけや、訪問看護との違いについて学びたく、この研修に参加しました。
また、在宅医療における診療看護師の可能性を模索したいと考えていました。

看護師T.I
(研修期間2021年5月24日~6月19日)

略歴

済生会横浜市東部病院勤務
国際医療福祉大学大学院
特定行為看護師養成分野
修士課程2年


研修内容

研修では、訪問診療への帯同、患者さんへの医療面接、身体診察、フィジカルアセスメント、医師とのディスカッション、薬剤選択、他職種連携、具体的指示下による医行為、エコーによるスクリーニング等を行いました。

研修を振り返って

研修を通じて、総合診療科的知識の必要性をはじめ、ACPの重要性、在宅エコーの有用性について学ぶことができました。更には、診療看護師が在宅医療に関わることによる、未来の在宅医療の可能性を強く感じています。
 診療に帯同させていただき、宮原先生からは、他職種に対するリスペクトと患者さんへの優しさを感じました。
 病院で勤務しているだけでは見えてこない、在宅医療の一部を学べる4週間となりました。
 現行法の下、診療看護師や特定行為研修修了者が本当の意味での地位の確立をできるのは、在宅医療かもしれません。

今後、研修に参加される方へ

直近の医療のことだけでなく、10年、20年先を見越した医療の在り方、
そして、自身の可能性を見据えながら、充実した研修にしていただきたいと思います。

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