■ 研修録
地方では医師数の低下により十分な医療が行き届いていない状態が続いているので、今後のテクノロジー発展とともに、都会と地方を結びつけるような総合診療と包括的なケアがより拡充していくのではないかと感じた
慶応義塾大学医学部3年S・O
研修にご参加なさる前は、地域医療(訪問診療)について、どのような印象をお持ちでしたか?
大学病院やクリニックに通うのが困難な方や、自宅で終末期を過ごされる方に、定期的な診療を行うもので、月に1度程度で訪問するものだと思っていました。
研修内容について、お聞かせください。
医師と看護師に付き添わせていただき、訪問診療がどのようなご家庭を対象に行われているのかや、どういった診療を行うのかについて学びました。実際に、訪問診療を場を見学させていただくことによってはじめて、実際の医療の場を見ることができたので、とても良い機会でした。
研修を通じてどのようなことを学べましたか?
患者さんによっては寝たきりの方もいれば、起き上がって生活することのできる方もおり多様であること、診療では患者さんの心拍数や血圧、酸素飽和度を測る他、定期薬を処方したり、人によっては薬を増減させること、患者さんとそのご家族とコミュニケーションを取り、暮らしのサポートを行うこと、急な病態変化をきたした患者さんには朝一で診療に向かって、行くべき病院の指示や病院とのやり取りを行うことを学びました。単に診療するだけでなく、一件ずつ時間をかけて、困ったことがないかを聞き出す姿勢が大切であると分かりました。
